私もそうでしたが、フライフィッシングを独学ではじめるのは、なかなかハードルが高いと思います。
フライフィッシングに興味があり、始めたいものの、なかなか行動に移せない方は多いのではないでしょうか。
「まわりにフライフィッシングをやっている人がいない」
「フライフィッシング専門店は、ちょっと敷居が高い」
自分も独学で『こっそり始めたい派』だったので、気持ちはわかります。
そこで今回は、フライフィッシングを始めようか迷っている方々の背中を押すべく、
渓流のフライフィッシングという釣りを始めるべき理由を挙げてみました。
フライフィッシングを始めようか迷われている、入門予備軍の方々は参考にしてください。
楽園が消えつつある
「昔はよかった・・・」釣り談義でよく登場するこのフレーズ。
どの釣りでもそうですが、渓流においては、さらにこの傾向が強いのは間違いありません。
乱獲、環境悪化、漁協組合員の高齢化・・・理由を挙げればきりがありませんが、特に最近は、豪雨・水害によるポイントの消失があちこちで起こっています。
一発の豪雨で、生態系ごと流されてしまうと、元に戻るのに何年もかかります。
また、水害対策を理由とし砂防堰堤などが増設されると、魚の往来ができなくなり、自然繁殖が阻害され、さらに厳しくなります。
今ならまだ、天然に近い魚を手にすることができますが、今後はどうなることか・・・。
フライキャスティングはスポーツ
フライキャスティングは、スポーツとして難易度が高いといえます。
このことが、高いハードルになっているのは間違いないと思います。
できるだけ若いうちから、正しい方法で修練することが重要です。
フライキャスティングは競技もあり、釣りは一切しないのに、キャスティング競技にのめりこんでいる人がかなりるそうです。
つまりキャスティングだけでもかなり面白く奥深いということです。
自己啓発
江戸時代の庄内藩では、釣りの成績が人事考課的に使われていたそうです。
実際にすべての釣りが、自己啓発になるでしょう。
なかでもフライフィッシングは、「とりあえずの一匹」を釣るのが、他の釣りよりはハードルが高い釣りといえます。
キャスティング技術、フライタイイング技術、釣りそのものの技術、そして、やたらと警戒心が強い魚たち・・・。
この難易度がちょっとだけ高い釣りは、あなたを確実に成長させます。
体力的な問題
「老後にゆとりがあったらフライフィッシングを始めよう」と考えている人はいませんか?
渓流の遡行は想像以上にハードです。
ある程度動ける若いうちから、渓流を歩きまわる感覚を体に覚えさせるべきです。
フライマテリアルの入手困難
微妙な問題ではあるのですが、近年の過剰なまでの動物保護の風潮や、鳥インフルエンザに代表される感染症などの問題で、フライに使用する動物系マテリアルが入手しづらくなりつつあります。
今後さらに拍車がかかることが予想されますので、マテリアルだけでも揃えておくとよいでしょう。
渓流に「3密」はない
コロナウイルスによる行動制限は出口が見えません(2021.9現在)。
釣りで県境をまたぐことの賛否はあると思いますが、渓流では密な場所はありません。
行き帰りの休憩に立ち寄る道の駅やSA・PduらA、コンビニなどのみに細心の注意を払えば、
ヘタに近所の市街地をうろつくよりも、感染リスクが低いといえます。
適度な運動も伴い、ストレス解消にもなります。
渓流のフライフィッシングをはじめましょう。一刻も早く。
当ブログでは、フライフィッシングをはじめる方を支援します。
不明な点などありましたら、問い合わせフォームにお寄せください。
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