皆さんはアロンアルファなどに代表される瞬間接着剤を、最後まで使い切ったことはありますでしょうか?
私はこのたび、50年の人生で初めて、瞬間接着剤1本を2年かけてほぼ最後まで使い切ることに成功しました。
そもそも頻繁に使うものでもないので、使いたいときに購入し、開封し使用してそのまま保存し、次回また使う時に容器の中でカチカチに硬化してるってパターンばかりでした。
一般的には、最初に容器先端に針などで穴をあけるものが多いのですが、開封した瞬間から硬化が始まり、数ヶ月程度放置すればカチカチになりますので「使い捨て」に近い、諦めというか割り切り感がありまあした。
皆さんのアロンアルファは、引き出しの中でカチカチになっていないでしょうか。
使い切った製品
使い切ることに成功した瞬間接着剤ですが、「ロックタイト ピンポインター」というものになります。
ここ数年、ホームセンターで見かけるようになりましたが、コンビニなどでは見かけたことがありません。
どう使ったか
私の使い方ですが、バスフィッシングでジグヘッドの頭とワームの頭の間に一滴付けて、ズレ防止にする用途のみの使用となります。
月に3~4回の釣行ですが、5月~9月いっぱいは渓流フライしかやりませんので、その間の5ヶ月間は完全に放置することになります。
従来品ではこの間にほぼ硬化してしまいますので、シーズンごとに買い替える事になっていました。
ところがこのロックタイト ピンポインターは、2シーズン+αの期間、硬化してしまうことなく使い切ることができました。
なぜ長持ちするのか
なぜ長持ちするのでしょうか。
私の考えは、ノズルとキャップの構造が秀逸で、気密が保たれるのではないかと考えています。
キャップとノズル根本にそれぞれ3か所の切り欠きがあり、キャップを締めると切り欠き同士がぴっちりと密着し、キャップが簡単に緩まない構造となっています。
ボトル本体も堅牢な作りとなっており、バッグの内ポケットに入れっぱなしでも、潰れることもなく、漏れてしまうことは皆無です。
バッグに入れほぼ現場で使っていましたので、雨や雪の中で使うことも多々ありましたが、問題ありませんでした。
使用インプレ
肝心な接着剤としての性能ですが、アロンアルファなどと遜色ない印象です。
接着部分の強度不足を感じたことはありません。
使いみちは、ジグヘッドとワームですので、金属とプラスティックの接合となり、硬化後に淡水にさらされることになるのですが、問題が起きたことがありません。
ボトル本体の両サイドにあるボタンを押すと、ノズル先端から接着剤が出るのですが、量の微調整も行いやすく、慣れてしまえば出過ぎることはありません、
信頼のメーカー
「ロックタイト」というと、シール剤やネジのゆるみ止めなどでは世界的なシェアを誇るブランドです。
アイルランドのヘンケル社が製造しており、容器にも「Made in Ireland」と表記されています。
私は以前より、リールをメンテナンスする時にネジのゆるみ止めとしてロックタイト222という製品を使っておりましたのでブランドとしては以前より知っており、それなりに信頼できるメーカーという印象でした。
そのメーカーの瞬間接着剤2年ほど前にをホームセンターで見つけたとき、容器がかっこよくて購入して使ってみた次第です。
まとめ
現場でガンガン使える上に長持ちするという、まさに釣りにはもってこいの瞬間接着剤が、このロックタイト「ピンポインター」です。
当然ながら多用途で使えると思いますので、ぜひお試しください。
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